♪ジャスミンティーは眠りさそうくすり♪
今では、100回聴いても1番の歌詞を覚える程度です。
何故なんでしょう?
一つには昔の歌は良く言えばシンプル、悪く言えば単純という様に、テンポもミディアムで歌詞も詰め込む様な字余りの歌詞が殆ど無かったから覚え易かったのでしょう。
時期的にはB'Zが出てきたあたりから「ぼんやり聴いていると日本語が聴き取れない」曲のスピードと字数が飛躍的に増えていった気がします。
もう一つの理由は「覚える必要」や「覚えたくなる様な理由」が無くなってきたせいかと思います。これは生活の変化に起因していますが。
でも不思議とメロディーだけは直ぐに覚えられます。「ラララ」で歌えば2~3回聴いた曲でも歌えます。何ででしょう。
きっとメロディーは自然に耳に入ってくるのでしょう。
歌詞も聴いたまま受け入れられた子供の頃と違い、今は歌詞の意味を考えて頭の中で解析したがるんじゃないかと思っています。だから字数が多いと解析が追いつかずに途中で嫌になってしまう。だから覚えられない。
子供の頃にごく普通に覚えた歌を今歌ってみて、「あっそうか!この歌詞そういう事だったんだ!」という発見が時々あります。
歌(歌詞)を覚えるには先ず意味を考えずに聴いたまま口に出すトレーニングが一番大切なのかも知れませんね。
]]>歌の練習とか、発声練習って人に見られたり聴かれたりするのはちょっと恥ずかしいです。
高い声を出す時って喉を締め付けてませんか?お腹から声を出すとは言ってもやっぱり喉で加工して声を作っている気がします。
誰かの真似をしようとしたり、上手に歌おうという気持ちが強ければ強いほど喉を締め付けて歌っていた気がします。
確かに喉を締め付ける事で力のある高い声が出る事も多いですが、代償として喉を痛めます。
高い声を喉に負担をかけずに綺麗に出す方法。
鼻歌が最も近いんだという事を最近知りました。
複式呼吸でお腹のポンプから最低限のエネルギーを貰います。次に喉を通り過ぎる時はそのままスルーさせる。言葉を声に出し歌う時にお腹に力を入れるのではなく、鼻を意識して鼻に抜ける様に歌う事で驚くくらい高い声が自然に出る様になります。
高い声が自然に出る様にはなるのですが、これだと強弱のコントロールが出来ません。(私の場合ですが)
昨日、お風呂で試したのですが、両手で頬骨のあたりを押さえながら歌うと出てくる声のバランスが整う様に感じました。
今後も高い声を出す方法について、色々と実験を繰り返して紹介していきたいと思っています。
]]>私は歌音痴ではありませんでしたが、方向音痴です。方向音痴は昔も今の変わりません。
歌に関しては最近少し音痴気味です。
結婚して、ギターは弾かなくなり、子供が出来てカラオケすら行かなくなり、大きな声で歌を歌う機会がめっきり減ってしまいました。それどころか、あんなに大好きだった音楽も生活の一部でなくなり、音楽の無い生活に不満を感じる余裕すらありませんでした。
歌を聴かなくなり、歌を歌わなくなったら「歌音痴」になり始めています。どういう事でしょう?考えました。
歌を聴かなくなると、音を聴けなくなる、というより音程を認識出来なくなるんじゃないかな。音程を聞き分ける脳の機能が低下する為「音程を正しく認識出来ない」のではないかと思います。
歌を歌わなくなると、息使いや喉の調整が上手く出来ずに頭でイメージした音と違う音が出てしまうんじゃないかと思います。
正しく聴き取るには、脳が正しい音程を理解する必要がありますし、正しく歌うには、脳でイメージした音をそのまま声に出す必要があります。んな事わかっているよ!という声が聞こえてきます。じゃあ、どうすれば良いのでしょう!何故、正しく聴けないで、正しく歌えないのか?
たぶん、感情や拘り、理屈や縛りを全部捨てれば良いと思います。
これが出来れば、音痴補正という意味ではクリア出来るかと思います。
精神論ですが、人間は自己防衛本能が無意識に働き常に、「自分の悪い所は棚に上げて、良いところは本当の何倍にも価値をつり上げる」生き物です。加えて、自分らしさという頭の中でこじつけた「自分という人間」のビジョンが色々な束縛を作り出してしまいます。これらを全て取っ払えれば「聴いたまま受け入れ、受け入れたまま声に出す」事は容易いと思います。
最も、プロのヴォーカリストを目指す場合は上の精神論が出来た上で、聞き手の気持ちを揺らすメッセージ力や創造性も求められるのでしょうが。
まあ、精神論には具体性が無いので、方法という意味ではあまり役に立たないかも知れません。勿論、私自身は上の精神論なんて全然出来ていません。
昔は歌えた歌が今は歌えない事は悲しいんで、最近、無料購読出来るヴォイストレーニングメールを購読しています。そのメール記載内容通りに歌ってみると、高い音が自然にスッキリ出る様になりつつあります(微妙な言い回しですが、なりつつあります)。
ギター:Aちゃん(得意楽器:ドラム)
ギター:W君(得意楽器:ベース)
ドラム:H君(得意楽器:ベースでプロ思考)
ボーカル:Tさん(全くの初心者)
ベース:私(得意楽器:ギター、ボーカル)
とそれぞれ得意で無い(初心者)楽器を担当するルールで結成された。
で、最初の練習曲はジョーンジェットの「I LOVE ROCK'N ROLL」。
次の曲は、ボンジョビの「She Don't Know Me」。
ドラムはリズムは正確だけどオカズの前後はモタツク。
ギターの2人はバッキングのコードリフさえまともに弾けない。
ボーカルは声が小さく存在感が無い。
ギター→ベースはかなり有利な転向で、且つ、私はベースでの経験はそこそこ積んでいたので正直詰まらなかった。皆を責める気は無いが、自分が面白くない。
ギターのW君が練習に来るのも辛そうだったんで、ギターとベース交代しないか?と尋ねると、喜んでOKしてきた。
結局、私がギターでW君がベースとポジションが変わった。
そして、この頃になるとさすがにH君はドラムがかなり上手くなっていた。水を得た魚状態のH君のベース、プロ思考ベーシストのドラムはドンドン上手くなっていき、私もギターは得意。となると、目立つのもAちゃんのギターと初心者ボーカルという事になってしまう。
ツインギターなんでAちゃんのギターの粗はあまり目立たない。
どうしてもボーカルの粗が一番目立ってくる。
その後何曲か練習を重ね、次の曲「ジョンサイクス」の「プリーズ・ドント・リーブ・ミー」が決まった。私はタブ譜を見て一生懸命練習した。弾けない。というかスピードについていけない。そんなある日、会社で自動ドアに左手を挟まれ、左手を打撲してしてしまう。次の練習を5日後に控えた時期にだ…。
左手は包帯とシップが巻いてある。まだ「プリーズ・ドント・リーブ・ミー」は弾けるようになっていない。ヤバイ!
練習の日まで私がした事は、とにかく曲を聴いた。曲を聴きながらギターの指板をイメージして頭の中で曲に合わせてギター弾いた。暇さえあれば「プリーズ・ドント・リーブ・ミー」を聴いていた。
練習当日、スタジオに入ってから包帯を解く。「プリーズ・ドント・リーブ・ミー」のイントロ~歌~ギターソロと弾く。なんと、あんなに弾けなかったギターソロがスラスラ弾けるではないか!
しかし、ギターの神様はそんなに甘くなかった。最初だけで2回目以降はまた弾けなくなってしまった。そこで私は知った。
力んだら指は止まる。ギターは指で弾くけど、本当はイメージで弾くものだと。
その後も活動は続けたが、ボーカルがあまりに成長しない為、この初心者バンドも1年くらい続けて自然解散になっていく。
私にはプロ思考でライブをガンガンこなす友達がいます。その友達が東京都福生市にあったCLUB49に出演していた時に、対バンで出ていたギターの人と少し話しをしたらそのギターの人から練習用バンドのベースを頼まれた。
そのギターの人はジョーペリーの様なエッジの効いたワイルドな音を刻む、当然、テクニックも並以上だ!正直焦った…。
武者修行にはうってつけだけど、私とのスキルの差は如何ともしがたい事は明白だった。
そのライブを一緒に見ていた友達のAちゃん(女の子でドラマー)も私と一緒にその練習用バンドでドラムを叩く事になる。ちなみのボーカルはギターの人の仲間の人。
そして、課題曲は、レッド・ツェッペリンの「グッドタイムス・バッドタイムス」「コミュニケーション・ブレイクダウン」「ロックンロール」だ!
ロックンロールは前のライブでもやっていたので、普通に練習すれば問題ない。
コミュニケーション・ブレイクダウンは勢いに乗ってしまえば何とか誤魔化せる。
問題は「グッドタイムス・バッドタイムス」だった!
ドラムとの絡みが結構強く、なにより、曲中の繋ぎで1小説だけ「ベースソロ」が入ってて、これが弾けない!いや正確には、曲のスピードに右手の指がついていけない!でもこれが決まらないと曲が死んでしまいます…。ベーシストの力量を見るにはとても格好な曲で、初心者泣かせの曲です。
かなり練習したんですが、結局まともに弾けずに練習当日を迎える。
予想通り、「グッドタイムス・バッドタイムス」はベースソロでモタツク…。無念。ドラムも大変だった様で少しモタツク始末。
それでも練習終了後、「まぁ、練習すれば問題なさそうだけら、これからも練習に参加してくれないか?」と暖かい言葉をもらいました。だけど、謹んで断りました。武者修行とは言ってもレベルが違い過ぎたんでプレッシャーで潰れそうになっちゃいそうだった。
この練習の後、また、友達バンドでベースを弾く事になっていく。
]]>音楽スタジオにメンバー希望の張り紙を張る。と直ぐに連絡が来た。
「今までカバーしたかったけど、出来なかった曲をカバーして1度きりのライブ」をする為にメンバー募集との事。
今まで、身内や後輩としかバンド経験が無い私の初めての挑戦。
なんでだったかは覚えていませんが、とりあえず合格という事で練習に参加する事になる。
カバー曲は、ツェッペリンの「ロックンロール」、グランドファウンクレイルロードの「アメリカンバンド」と「ロコモーション」、U2の「ラブ ケイム トゥ タウン」。(確かアルバートコリンズと一緒に歌っていた船乗りの歌だったと思う)、ビートルズの「ドントレットミーダウン」。
オリジナル曲は3曲でコード進行とヴォーカルのメロディーラインのみ決まっていた。
カバー曲は耳コピして練習すれば何とかなった。
問題はオリジナル曲の方だった…。
変拍子に慣れていない私はタイミングが取れずバンドの落ちこぼれで曲を止めてしまう事もシバシバ。
曲を作っていく上で、急速な方向変換に対応出来なかった。
これは凄く重要な事なんですが、曲のイメージを最初に告げられるとします。ここではバラードです。で、「ベースは思い切り動いてメロディアスにお願いします。」と要求を受けます。じゃあ、という事でルートと3度、5度以外にも沢山の音を使ってベースライン(というよりメロディーライン)を考え演奏します。当初の予定より歌の部分はタイトに変わります。この変化に即対応出来ずに、延々と動くベースを引き続けます…。ボーカルが切れだします。「ベース!気持ち悪い!」
そう言われて「だって動けって言ったじゃない!」と返すと、曲のイメージが変わったんだから「ベースも変えてくれ!」と怒られました。
ちょっと怒り気味にルート、3度、5度のみでタイトにベードラとスネアに合わせる。気持ちイいい!確かにこの方が良いわ。
今考えてみれば当たり前の事です。バンドだけなく日常生活でも仕事でも、変化してしている中に身を置く場合、常に変化に対応出来る準備は必要でしょ?嫌なボーカルだったけど、これだけは感謝しています。
ちなみのこのバンドのライブは成功して、勿論、ライブ後直ぐに解散しました。
初めての武者修行はかなりシンドかったけどやり遂げました。
]]>会社を転々とし、3つ目の転職先は私にしては長居してしまいました。その会社在籍中に会社の後輩に誘われ新たなバンドを結成。なんとベーシストへ転向です。
私は元々ギターが上手くありません。アコースティックならソコソコ弾けたんですが、エレキとなるととにかく早引きがいくら練習しても全然上手く弾けなかったんです。その後輩はヴァンヘイレンとか大好きで早弾きもソコソコ出来たんでギターは任せました。
オリジナルとコピーを半々くらいの構成。ヴォーカルは後輩の高校時代の友達でした。
コピー曲は、浜田省吾さん、ハウンドドッグなどです。どちらも嫌いではなかったのでわりとスムースに事は運びました。
ベースは初めてでしたが、ギターが弾ければ難しいものでもなく、直ぐに弾ける様になり練習は楽しかったです。
最初は勢いがあったんですが、3人でドラムはマシーン君。練習間隔は空く様になっていく。
痺れを切らしたボーカルが、高校時代の仲間を誘う事になる。新ベースとドラマーが加わる。で、私は何時の間にかサイドギターになる。ちょっと嬉しかった。
フルメンバーが揃って練習開始!
浜田省吾さんのダディーズタウン。歌とギターソロの間のサックスをギターで表現するんで、グレコのレスポールでフロンドピックアップを使いチョーキングしまくり演奏でアピール。ボーカールはこっちを見てGooサインを出している。
ハウンドドッグのJのバラードではギターソロはツインギターで綺麗なハモリを演出。
私と後輩とボーカルは結構満足して、その日の練習を終えた。
でも、このバンドもここで終わってしまった…。
何でも、ボーカルに年上の彼女が出来て練習する気が無くなったり、ベースやドラムがあんまり乗り気でなかった事が原因みたい。
]]>私はヴォーカル&ギターで、ドラムスは友達のK君、リードギターは中学時代からの友達M君、ベースはM君の友達W君と4人編成だ。
全員初心者に毛が生えた程度の実力だったんでとてもオリジナル作品など作れるはずも無く、全曲コピーで演奏しました。
1.Hold On To Love (Gary Moore)
2.Don't Take Me For A Looser(Gary Moore)
3.Wishing Well (Gary Moore)
4.Always Gonna Love You (Gary Moore)
5.End Of The World (Gary Moore)
全てゲイリームーアのカバーという、完全に私の趣味をそのまま反映してしまいました。
ライブの出来ですが、当時はそれなりに満足していましたが、今、考えると恥ずかし過ぎて封印したいくらい酷かったです。
何が酷かった?って。
先ず、ヴォーカルである私ですが、MCの事を完全に意識してなかった!当然、司会者に振られても一言二言返すのが精一杯で、お客さんへのサービスという意味では0点です。
もうひとつは私が使用したイバニーズのギター操作を間違えて、ヂュアルで演奏するところをシングルで演奏してしまった事など、色々…。
ヴォーカル&ギターの場合、ボリュームコントロールやトーンコントロール、ピックアップ切り替えスイッチ、アーム、エフェクターコントロールなど一瞬は意識を集中しないといけない場合が多く、歌を歌いながら、これらのコントロールをそのタイミングで切り替える練習は相当積む必要があると認識しました。
私以外は皆よくやってくれたと思っています。
初ライブを終えメンバーは「ついに、ライブやったね!」と皆で大喜び!
?
でも、本当にそんなに喜んでいて良いの?
このバンドはその後一度もライブを行わないで、2年後に解散…。典型的なお友達でなかよしバンドだった所為もあるけど、それ以前にバンドの目的や目標が明確でなかった事が一番のネックだった。
「ライブがしたい!」だけだったから、ライブをした時点で終わっていた。その後長く続いたのは「友達だったから」以外は何もない。
中学生の頃は色々な歌を聞きました。ニューミュージックと呼ばれる当時の新ジャンルを中心に、歌謡曲(今じゃ死語?)やポップス(軽音楽とも言ったけどこれも今じゃ死語?)、ブルースロックなど等。
ハードロックやヘビーメタルは五月蝿い!という固定概念からか聴かず嫌いになってました。ハードロック系を嫌っていたもうひとつの理由は、ハードロック系のバンドってヴォーカル&ギターでやっている人が居なかったんですよ。まぁ当然の事で、歌を歌いながらハードなリフを刻んで、オカズも入れて、カッコイイギターソロも全部コナスなんて事は普通絶対無理なんです。絶対にどちらかを妥協しなきゃ両立は出来ません。
で、両立している人を見つけて、これだ!と思ったのがゲイリームーアなんです。
ピアノのイントロから静かに流れる様に歌が始まり、曲のサビからハードなギターコードリフ、これを2番まで繰り返して、ギターソロが超カッコ良いんです。ブリブリ・ゴリゴリと言う表現が当時流行りました。32分音部を半分ミュート気味に一気に弾き倒す圧倒的なパワーギターに完全にやられました。アッ、「夜明けの誓い」という曲です。
同時期にカルロス・サンタナの「ホールドオン」も流行っていてこれも大好きでした。そう言えばこの時はサンタナもヴォーカル&ギターのスタイルでしたわ、今、考えると。
好きになると色々とそのアーティストの情報を知りたくなるものです。雑誌を買い、レコードのライナーノーツを読みゲイリー・ムーアについて情報を片っ端からあさったものでした。
アイルランドの出身で、ソロになる前「シン・リジー」でフィルライノットとコンビを組んでいたとか、エリッククラプトンに憧れていただとか、一番好きなギタリストはジェフ・ベックだとか、ランディーローズが飛行機事故で他界した時に追悼の意を込めて、名曲「パリの散歩道」を捧げたり、大韓航空機爆撃事件を批判した「マーダー・イン・サ・スカイ」という曲を作ったりっと、情に厚く、ギターも熱い男、それがゲイリー・ムーアです。
90年代だと思いますが、本田美奈子さんにも「The Cross(愛の十字架)」という楽曲を提供しています。マスコミで騒がれた記憶があります。